SIとDigitalの挟間で

マーケティングの世界とシステムの世界を近づけたい。 国内SIerを経由して現在外資系Saasベンダのソリューションアーキテクト。

#2 可動域を広げる|martial arts

2021/06/18

・今回は「プッシュアップ」実践のレビュー
 「体を上げる際、腕がきつくて、呼吸もしづらいのですが、、」
 →そこは、強引にでも呼吸していく、とのこと。

 

・腕立て伏せ、を考える際、常識的には体を「持ち上げる」という感覚が普通かもしれないが、正解は「床を押す」。
「持ち上げる」感覚でパンチを打つと、打撃が自分に返ってくることになる。
 逆に「押す」感覚の場合、パワーは相手に届いていく。全然違う。

 

・ プッシュアップはそのままパンチの動作と同じになるということ。拳を握って腕立て、というのはつまり、そのままパンチの練習となっているのである。

 

・懸垂の動作を考えても同じ。自分が「上がる」と考えると、掴みあいの際に相手に引き寄せられることになる。
 正解は相手を引き寄せる(=鉄棒を引き寄せる)。

 

・プッシュアップの時に、肘を曲げきることが大事。ワークの工夫として、拳の下に本などを置いて高さをつくって、体が下まで沈み込むようにしてあげるようとより効果的。肘が完全に曲がって体が沈み込む。

 

・体を沈めた時に肘が一直線になっている状態が理想。

 

・プッシュアップの際に、肩が緊張していてはダメ。肩をリラックスさせることが大事。

 

・肩のリラックスを普段から心がけるとよい。腕を肩(腕の付け根)を中心に回してリラックスさせる。腕の土台は肩ではなく、背骨。
師匠が肩を回す様子を横から見たが、なんか違う生き物みたいに見える。筋肉というよりはぐにゃんとしたゴムがぐるぐるまわっているように見えた。肩のリラックス度合と、可動域の大きさということだろうか。

 

・肩がこれ以上上がらない、というところの更に上まで上げて、呼吸しながら下に落とすエクササイズも良い。
 上げて、前に落とす。真ん中に落とす。後ろ(背中側)に落とす。これは、可動域を増やしていくということ。

 

・プッシュアップ以外のエクササイズ方法として、筋膜ローラーを使って、背骨や足をリラックスさせるというのも良い(特に対人ワークできない場合は)
 背中のマッサージは、エクササイズでも基本メニュー。

 

・とはいえ、プッシュアップは圧倒的に、重要エクササイズの要素大。ついいろんなワークをやりたくなりがちだが、これが大事。

 

・自分の体を「理解する」ことが、相手の体をコントロールする為にも非常に重要となる。


※私は別に格闘オタクではないが、いろいろ見聞するに人間の体の強さともろさ。その理解を深めた人物が「もろさ」をピンポイントで狙って人体を破壊するのが武術のテクニックの一面であるとすれば、結構怖いことだなぁと感じてくる。
まだ何も分かってくせに何だが..